教育基本法は改正すべきなのか?
今日のテーマは「教育基本法は改正すべきなのか?」です。 先ごろ中央教育審議会(中教審)は、教育基本法の見直しを政府に答申いたしました。これを受け自民党は愛国心を教育の基本に取り入れるべきであると発言しています。麻生自民党政調会長などは、戦前の教育勅語を取り入れつべきだとの極論も発言しています。
政治が教育に介入するのはおかいしと思われますが・・・・・・?
1)学校現場が荒れる原因を「教育基本法」の理念にすりかえているようです。教育勅語は国民を兵士として国家に奉仕させる理念でした。それを復活させるのは時代錯誤だと思います。
2)国民の教育を受ける権利を提唱、個人の自立を理念として掲げています。今この時期におよび国家権力が政治的に教育に介入するのはいかがなものか?国家主義で情報化社会を統制できるはずはありません。
3)教育改革に熱心な政治家、森氏や麻生氏が立派な指導者とは全く思いません。足元の政治改革をまずして、国民の政治不信を払拭してから発言すべきと思いますが・・・。
*問題が摩り替えられているようです。北朝鮮問題が浮上し、従来北朝鮮を擁護していた旧社会党や日教組に対する自民党の文教族議員の執拗な攻勢の兆しであると思います。
*また中教審も高齢の委員ばかりで、現在の若者の生態には詳しくありませんし、学ぼうともしません。押し付けがましい教育理論が現場で受け入れられるとは思いません。
*若者の就労対策が大事でしょう。職業倫理があって、教育倫理もいきます。時代錯誤の人たちに教育を任せることには断固として反対します。教育基本法は改正の必要はありません。むしろその理念を現場で活用すべきだと思います。
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