外形標準税導入の功罪は?
今日のテーマは「外形標準税導入の功罪は?」です。長引く不況により,法人税収入が落ち込んでいます。政府案ではこの税収低下を補うとため、すべての企業に「外形標準税」を導入すると発表しました。確かに赤字決算ですと企業は法人税は納めません。しかし消費税や事業所税、雇用保険料や、健康保険料は赤字法人でも負担しています。そのうえこの不況に「外形標準税」を徴集するにのはどうでしょうか?商工会議所などは反対しているようですが・・・・。
1)商工会議所は「外形標準税の導入で、中小企業の9割が赤字 になるそうです 。日本商工会議所としては反対の意思を表明しています。
2)東京都は、大手銀行に対し「外形標準課税」を徴集するはずですが、裁判で負 けました。もう少し国会で議論をすべきです。
3)効果は疑問です。より廃業が増加するでしょう。商店が廃業しますと、近隣 の人達が困っています。
* 現在でも消費税とか事業者税は赤字法人でも支払っています。今や日本の企 業の7割は赤字とか。だからすべての企業から業績に関係なく税金を徴収す ると言う考え方なのです。
* それは「暴論」でしょう。むしろ政府がするべきのは、景気 対策です。景 気が悪いから企業が赤字になり、法人税が払えなくなるそうです。赤字企業 の比率は7割だと言われていますので。
* 功よりも罪が多い税金徴集だと思います。
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