21世紀も戦争の時代なのか?
今日のテーマは「21世紀も戦争の時代なのか?」です。20世紀は「戦争の時代」と言われています。1914年の第一次世界大戦。1939年の第2次世界大戦は多数の犠牲者を出しました。その後も1950年の朝鮮戦争や、1960年ごろからのベトナム戦争など、アジア、アフリカ地域は戦争にあけくれました。
1989年に旧ソ連邦が崩壊してから、ヨーロッパのユーゴスラビアで内戦が勃発し、大量殺戮が行われました。1991年は中東地域で湾岸戦争も勃発しました。現在はアメリカはイラクを攻撃すべしで虎視眈々としています。昨年の「9.11」テロ以来余計に戦争が近くなった気がするのですが。
1)日本の隣国の北朝鮮も軍事大国を走っています。国民生活を犠牲にして、核 兵器の開発を行いました。かつての日本がそうだったように経済に不釣合いな 軍備の増強は、良い結果は生みません。
2)米国はハイテク兵器を開発し、しきりに使用したがっています。とくに危険 なのは中東地域です。アフガニスタン問題が一段落したら、今度はイラク攻撃 です。本土攻撃は空爆だけで決着しません。大規模な地上戦になります。大変 な犠牲が出るのは必至です。
3)仮にイラクとアメリカが開戦した場合、戦闘ではアメリカが圧勝するでしょ う。しかし逆にアメリカ本土はテロの標的になります。中東アラブ社会は一番 貧しい地域になりました。今必要なのは戦争ではなく、経済支援なのですが・ ・・・・・。
* 今後は中国の動向が気になります。またインドとパキスタンもです。ヨーロ ッパ以外のアジアの核保有国の動向は、アメリカやヨーロッパ諸国ではコント ロールできません。
* ますます日本の役割が増大します。しかし外務省の体質改善をしませんと。 不良債権処理と景気浮揚をすることが、世界平和に貢献することになるので す。
* 「戦争の世紀」にしないのであれば、日本の頑張りが必要です。北朝鮮の突 出や、左 翼陣営の体たらく傾向で、新しい国家主義の台頭の可能性があります 。あくまで日本は近隣諸国との友好が前提で、経済発展もあります。極端な国 家主義に走らないように監視する必要があると思います。
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