安倍晋三氏の動向に注目しよう  

 今日のテーマは「安倍晋三氏の動向に注目しよう」です。安倍晋三氏は、現在小泉内閣官房副長官です。外務大臣を務めた安倍晋太郎氏の長男です。注目されましたのは、北朝鮮拉致被害の家族の会から、「政府側の窓口は安倍官房副長官に」と指名されたことからでした。もともと名門の政治家一族出身ですが、北朝鮮問題で一気に世間の注目が集まったようです。次期リーダーとしての期待度は上がっているようなのですが?

1)最近自民党のなかの期待度急上昇ですね。国民大衆の支持もあります。名門 ですし。北朝鮮問題で、相手に妥協しない外交姿勢は高く評価されました。被 害者家族会の期待も集めていますので・・・・・。

2)お爺さんが岸伸介首相です。1960年の安保改定の時は幼稚園生。成長す るにつれ、祖父の業績に感銘し、感化されたようです。思想的にはやや右派で 、改憲の考えもあるようです。

3)北朝鮮による拉致問題で、社民党、民主党を激しく批判していました。旗印 が鮮明ですから、国民に人気が出るかもしれません。しかし危険な政治家にな る可能性もあります。動向や発言に注目しなければなりません。

* 小泉首相の後釜最有力候補になりました。スキャンダルもなく、失点もない からです。石原慎太郎氏よりは、国政のリーダーになる可能性がありますね。

* 父である故安倍晋太郎氏は、首相直前で亡くなりました。当時「安・竹連合」 を提唱していたのは、故竹下登首相でした。旧竹下派の流れを汲む橋本派には 総理総裁候補がいません。安倍氏が担がれる可能性は大いにありますね。

* 野党の民主党がパワー不足です。社民党ともども「北朝鮮拉致問題」は、いわ ゆる護憲政党が「拉致被害者に冷たく、北朝鮮のいいなりだったこと」を暴露しました。日本政界がバランスが一気に右傾化する可能性があります。

* 対北朝鮮外交折衝で、「お手並み拝見」と言うところでしょうか?

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2002年3月1日