テロに対する供えは万全なのか?  

 今日のテーマは「テロに対する供えは万全なのか?」です。 昨年9月11日に、ニューヨークの世界貿易センタービルが、航空機テロに遭ってから1年経過しました。その後アフガニスタンへの空爆が展開、多数の民間人が犠牲になり、タリバン政権は崩壊、暫定政府が成立しました。しかし米国へのテロの首謀者とされるビン・ラディンの行き方は不明です。6月の日本と韓国でのサッカーワールドカップでのテロは行われませんでした。しかしまだまだ安心できないと言われていますが・・・・・。

1)95年のオウム真理教によるテロ事件の首謀者達の判決 が出てきています。 松本容疑者への判決もまもなく出ます。  

2)昨年の不審船の引き上げ作業も順調で、犯人の割り出しは正確にできるでし  ょう。ギャングなのかテロ支援国家なのか判明することでしょう。

3)繁栄をきわめていた米国経済に陰りが出てきました。米国への輸出で好景気  の自動車、家電、ハイテクも陰りました。不況がテロの温床です。

* アラブ世界はとくに経済的貧困状態におかれています。  

 イラクは10年以上経済制裁が解かれていません。パレスチナも経済的に貧し くイスラエルへの出稼ぎも禁止されれば、経済的苦境からテロに走る土壌がで きます。

* 武器を与えるより教育をつけることが、テロ防止です。日本も自国の経済再 建を早急に行い、こうした開発途上国に市場を開放し、経済支援をしていく必 要があるでしょう。

* ブッシュ政権の経済的無能さと、好戦的な姿勢が気になります。イラク攻撃 の準備すらしています。それは問題 だと思います。  

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2002年3月1日