防衛庁に見る恐怖政治の一端  

防衛庁に情報公開を要求した国民の個人情報をデータ化し、庁内のインターネットにて情報を「共有化」した事実には驚きました。情報公開請求した個人の情報を聞き取り調査した防衛庁職員が、情報を付け加え防衛庁内に「広報」していたのです。「有事法案」や「個人情報関連法案」の審議にも影響があると思いますが?

1)まるでナチスの時代や、旧共産国家のようですね。個人の情報を国家が管理  し、「危険人物」とみなされたら、秘密警察に逮捕され、「強制収用所」へ  ぶちこまれる。言論の自由もなにもない「恐怖政治」になるのではないでし  ょうか。

2)まるで国民を信用していない官僚体質そのものです。軍隊が国民を守るので  はなく、むしろ危害を与えた実例は沖縄にありました。自分たちの組織を守  るためには何でも するという危険な体質を見せました。

3)犯罪行為は個人の「創意工夫」ではありません。「組織ぐるみ」の犯罪行為  です。問題はそれを「組織防衛」として「良いことをした」と感じている公  務員の意識です。

* 「有事法制」などとんでもないことです。 まだまだ審議が必要です。

* 個人情報関連法案なども審議が不十分です。もっと審議する必要があります  。

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2002年3月1日