石原慎太郎氏は危険な存在

　今日のテーマは「石原慎太郎氏は危険な存在」です。東京都知事である石原慎太郎氏が注目されています。改革の旗手として圧倒的な支持で登場した小泉首相も最近覇気がありません。肝心のリーダーシップに黄信号が点りました。ポスト小泉としての最有力候補として浮上しています。

　石原氏は国政に幻滅し国会議員を辞職した人です。年齢も来年７０歳になります。狙うとすば、ラストチャンスです。石原軍団も応援するでしょから、人気の指導者にはなると思いますが・・・・？

１）フランスで極右のルペン氏同様危険な存在です。国家主義、排外主義の持ち　　主です近隣 諸国の韓国と中国との外交関係はまちがいなく悪化します。

２）中国をわざわざ「支那」と呼びもんちゃくをおこしました。また「南京虐殺　　はでっち上げだ」と発言、中国とは対立しています。

３）中国と対立している台湾とチベットの指導者との親交を強調し、対立を増幅 しています 。日本は中国に対し卑屈になる必要はありませんが、尊大になる必要もありません。

＊　同じヨットマンであるので、注目はしています。湘南ブランドをこしらえた　　元祖。洋風嗜好かと思えば、思想は偏狭な国粋主義。よくわかりません。

＊　左翼陣営に人材がいないためにリーダーになる可能性があります。それが問　　題。国際協調の時代に、民族主義を強固に主張するのは逆行であります。

＊　プレゼンテーションのうまい人物だけに警戒が必要です。中曽根氏、亀井氏　　の動向もあわせて注視すべきです。

　人目のゲストです

２００２年３月１日