今日のテーマは「総務省は何をしているところなのか?」です。
高知シティFM報道担当課長佐藤達郎さんは、かつて高知県選出のある国会議員の議員秘書をしておりました。秘書時代の広い人脈ネットワークを最大限に活用して、中央省庁の情報収集と取材活動を10月9日から19日まで行ないました。
ちょうど訪問開始時に、アメリカ軍によるアフガニスタン爆撃が開始され、「テロ防止法」の審議で国会は多忙でした。また狂牛病対策をめぐり、農林省、厚生労働省も混乱していました。
霞ヶ関や永田町の様子、東京の大企業の様子など、佐藤課長が「肌で感じた東京レポート」をこの1週間はお届いたします。
1)今年の1月6日に中央省庁の再編成が行なわれました。従来の1府22省庁が、1府12省庁に
なりました。旧郵政省、旧自治省、旧総務庁が統合され、総務省になりました。
2)総務省は行政評価局とも言われています。「各府省の事務の総括」「各府省の政策の総合評価
」「各行政機関の業務の実務状況評価と監視」「独立行政法人の監視」などです。
3)総務省の独立行政法人には、通信総合研究所、消防研究所があります。省庁の性格としまして
、高知シティFMにも関係の深い旧郵政省の電波管理局なども含まれています。高知市役所等 地方自治体ともとても関係の深い省庁であります。
- 総務省など中央省庁の担当者はコミュニティFM放送の重要性、将来性に注目しておりました。
もともとコミュニティFMは旧郵政省が各県に最低1つは開局しようという方針でした。地域の身近な放送局、災害情報など役割は重要になっているからです。
* 地方自治体の住民への広報手段も多様化しなければなりません。コミュニティFM放送局は、従来
の放送局、新聞社と異なる視聴者を有しています。新しいメディア・ミックス、マルチメディアとしての
役割に中央省庁は熱い視線で見ていることには正直驚きました。
- 携帯電話、パソコンと連動したマルチメディアにコミュニティFM放送局が転化していく時代なの
でしょう。従来なら莫大なコストがかかっていましが、今は低コストで実現しそうです。