8月13日に靖国神社を参拝した小泉首相。参拝前から批判していた中国や
韓国だけでなく、アジア各国の日本に対する反応は厳しいものがあります。
フィリッピン、マレーシア、シンガポール、オーストラリア等はメディアの反応は厳しい
ものでした。イギリス、オランダ、北朝鮮、なども非難しています。台湾とタイは静観しているようです。小泉首相の行為を礼賛した国は一つもありませんでした。今後どうなるのでしょうか?
1)この問題では日本は世界中から孤立しています。「ヒトラーの墓前に参拝するも
のだ。」と言う論調もありました。大変なマイナスイメージです。
2)一部の支持者の溜飲を下げた「代償」はとてつもなく大きい。
靖国神社を「軍国主義者が祭られた場所」ととらえる外国人関係者が多数。
小泉氏の「感覚」とは大きな「温度差」があります。
3)かつての「同盟国」のタイと、親日感情の強い台湾のみが非難声明を出して
いない程度です。アジアの友人はないと言うても過言ではありません。
* 日本の経済発展の中で、近隣アジア諸国との善隣友好は最優先です。
輸出入や相互経済依存は高まるばかりです。最近経済力を持ってきた
地域です。日本のブランドイメージの低下がこたえます。
* もう1度政府も冷静になるべきです。国論を分裂させ、近隣諸国との関係を
悪化させて経済の再建などできる訳はないですから。