しっかりせい政党関係者

 各種世諭調査でも、「支持政党なし」といういわゆる無党派層が、50%前後の数字をしめしています。しかし現在の日本の衆議院選挙は、「小選挙区比例代表並立性」で、既成の大政党に有利な選挙制度です。有権者の政党離れの進行。現行制度では無党派の当選は難しい。一方参議院では「非拘束名簿式」が採用され、政党の存在価値が低下しています。今日のテーマは「しっかりせい政党関係者」なのですか。

 昨年11月の「加藤騒動」は一体なんだったのだろう。
 長野知事選挙、東京21区補欠選挙、栃木知事選挙なども「無党派の風」が吹いた。
 参議院の「非拘束名簿式」は政党の自殺行為である。
 自民党は政策政党になり、国民の支持を勝ち取るべきだ。
 民主党は、労組依存体質を脱皮し、市民の側にたつべきだ。
 公明党は連立を解消し、庶民の昧方になるべきだ。
 共産党は、党名を変更し国民政党になるべきだ。
 自由党は党首依存をやめろ。
 社民党も党首だのみ政党を腕皮せよ。

 支持政党なしは民主主義の危機であり、政党が無党派に媚びを売るのはやめてほしい。

(結論)
 
党首討論もレベルが低い。政策論争になっていない。
 政党政治の不信感は、政治離れを引き起こし、日本をますます混迷させる。
 公開討論や、国民との直接対話を政党関係者はこころがけてほしい。
 政党が成熟し、党内論議をへて。議員になるような政治になってほしい。
 消費者の利益を代弁する政党もあらわれてほしい。

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2002年3月1日