1946年(昭和21年)12月21日、南海大地震が起こりました。敗戦まもない時期の大地震だけに、高知県には壊滅的な被害を与えました。高知市下知地区などは、地盤が弱いゆえの家屋の倒壊、堤防が破壊されたゆえの浸水があり大きな被害を出しました。かねてより地震学者は、「前回の地震発生より70年以内に、南海トラフあたりで地震がおこる。」というもので、今後20年以内に発生する可能性が強いというものです。今日のテーマは「南海大地震への傭えはしているか?」ですが。
鳥取の地震(2000年)と南海トラフとは連動しているとか。「備え」と言っても具体的に何をしていいのやら。
私などは枕元に懐中電灯とラジオを用意しているぐらい。地震保険とか、資産の分散とか具体的な対策まで実践していない。
一方行政側の施策も、限界があるだろう。高知市市街地の半分程度は海抜ゼロメートルだし、多く軟弱地盤に家屋が建っている。ひとたび地震がくれば大きな被害はでる。浸水対策は下水道整備を故横山前市長が、他をさておき最優先でやってくれたので、大きな成果があがった。しかし震災対策は十分ではない。
できうる対策は?
関東大震災の時も、台風が接近していたため、強風が吹き大火災が起きた。集中豪雨と台風と津波がいっぺんに来る可能性だってある。