どうなった高知市中学校給食問題

 現在高知市の市立中学校で、学校給食を実施しているのは大津、介良(けら)、行川(なめかわ)の中学校です。いずれも高知市と合併したかつての村の中学校です。一方高知市ではいずれの小学校にも学校給食は実施されています。

 高知市内公立中学校での給食実施問題は7年前高知市長に当選した松尾市長の公約でもありました。どうなっているのでしょうか?

 高知市側の回答は、「平成12年以降に中学校での学校給食は実施する」というものです。それだけは表明しています。「12年以降」ということは、「30年」かもしれませんし、「15年」かもしれません。実施時期は不明だが、「近い将来実施する」ということなのでしょう。

 実施を前提にした「懇談会」は主に給食サ一ビスを提供する側(職員)の意見を集約しています。実施回数も多く、多様な議論が展開されています。

 松尾市長の公約であった「子供科学館」の建設と設置も、宇賀清掃工場近くに設置することがほぼ決まりました。残るは「中学校での給食実施」のみです。

給食実施へ具体的な実施実施を市民に明示していただきたい

  • 今年あたりは、実施年度を市民に提示し、意見徴集をすべきだろう。
  • 検討期間中に、病原性大腸菌(0157)もあったし・雪印問題もあった。ハードルが高くなったのはまちがいない。
  • しかも子供の数は減少。公でやるにしろ、民間であれ、採算性が大変厳しい。
  • 実施方式も含めた、「たたき台」を高知市教育委員会は、市民に提示すぺき。
  • 教室で給食を食べるのではなく、大学の食堂方式にすればどうだろうか?周辺住民も利用できる形態にすればどうだろうか。地域住民との交流も期待できるし、「採算面」の助けになるのではないかと思う。

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2002年3月1日