政策総研と市町村振興は?
 
今週のゲストは高知県政策総合研究所の沢近昌彦さん,宮武禎さんです。今日のテーマは「政策総研と市町村振興は?」です。政策総研には高知市からの出向研究員はいました。他の市町村からはなかったと思います。今後の市町村合併時代には、市町村担当自身が企画力、政策立案能力など提案力が求められますが。
高知市からも昨年は国体の関係で出向されませんでしたが松尾市長のご協力で今年からまた来て頂きました。他の市町村へも積極的に訪問し、交流を深めています。
私が知りうる情報にすぎませんが、夜須町のヤ・シーパークの実現には政策総研の力が大きいように聞きました。1993年に来られた造園設計者の稲田純一氏の設計だと思います。形に見せられると県民には理解しやすいです。
全国に誇れる施設設計です。稲田さんはそのほか牧野植物園のりニュールにも協力いただきました。桟橋通りの楠並木も「すかし選定」を提唱され、ほぼ解決しました。高知はシンガポール同様にすかし選定をしました。」下を選定し、上のほうは緑がたくさんあります。
そのほかの市町村での「実例」はありますか?高吾北5町村地区などは独自の動きもされていたように思われますが?
政策総研として市町村合併についても独自の見地から助言もしています。
高知県下の市町村は「少子・高齢化」が進行しています。日本のなかの「先進県」として逆手に取る戦略の提示などされておられますか?事例などあればご紹介ください。
 高齢化を暗いこととかんがえないようにしましょう。ハッピーに考えましょう。
  高知県が高齢化問題を解決すれば、日本で解決できます。

 @地域福祉計画を安芸市で「モデルプラン」を検討しています。高齢者が生き生きした取り組みを今年から行動す  る予定です。

 @静岡では「ひよみがた大学塾」の取り組みに注目しています。競争原理を入れた塾の運営をしています。それに  より高齢者が活気づいています。

政策総合研究所としての「次の手」はありますか?あればおかまいない範囲でご披露下さい。
 
 ユニバーサルデザインでの都市づくりを本格化することです。それを形にすることです。
「地産地消」という観点や「スローライフ」という観点でも研究をすすめます。