これからの音楽について
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今週のゲストは、オカムラレコード専務の岡村寛男さんです。岡村さんはロック音楽に大変詳しく、ご自身も演奏されることがあります。 今日のテーマは「これからの音楽について」でお話を伺います。音楽業界の周辺は情報通信の発達につられ激変しているようです。一方市民の音楽の好みは多様化しているようです。 音楽を楽しむついてです。高知などは比較的ライブハウスが地方都市のなかでは多いように聞いていますが、岡村さんから見られて現状と課題はどうなのでしょうか? |
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音楽の環境からすれば、例えばライブの数とか、会場とかも四国4県で最も貧弱な県ですね。おまけに屋内最大施設である県民文化ホール(席数1500人)が、来年から2年間改装のため休館します。 たぶんこれは、DUKEが頑張ってくれているので、この状況の中でライブがあるほうではないかと思います。 |
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ユーミン(松任谷裕美)が高知でコンサート(2005年3月18日)をするのもDUKEさんのお陰でしょうね。 | |
来た時にはユーミンは「小屋でやるのは久しぶり」とか言っていましたし。あの人からすればドームのような数万規模でなければやらないのですからね。それが1500人ホールでやっているわけですから。 | |
その辺の音楽環境からいきますと高知は劣悪なのでしょうかね。 |
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そうでしょうか。じゃあ沖縄がそんなにあるのかと言いますとどうでしょうかね。沖縄からアーチストはロックだけでなく、アクターズ出身の女の子たちも多くいますね。アムロ以降そうですね。ですから箱物があるから凄いアーチチストが出てくるとかそうではないでしょう。ないほうが憧れて頑張る場合がありますね。
今は沖縄の音楽が注目されています。ただ心配なのは沖縄は大きくありません。それほど才能はなくても沖縄出身というだけで売れる場合があります。「擦り切れる」というのかなそういう現象になりやしないか心配ですね。 |
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かけていただいている音楽は1970年代のヨーロッパのロックですね。 楽器やPAは変化しているのでしょうか?今から考えると貼るかに貧弱ではなかったのでしょうか?逆にオリジナリティがあっあのでしょうか? |
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PAというのを説明します。普通ロックバンドといえばギターとアンプだけです。ボーカルスピーカーしかなかったですね。小人数ではそれも良かったのですね。
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1970年代から大規模動員のコンサートのステージを見ますとビル工事のようなビティの足場を組んで照明や、スピーカーを設置しています。大きなプロジェクターの画面も出て来ます。後ろからも見えますし。なにか「装置産業」のうようになりましたね。 | |
出ると同時に、ロックもビジネス的になりましたし。いゆゆる金儲け主義に走り出したということでしょうか。 | |
ロック音楽のデビューの頃は、反体制的な色合いが濃かったですね。コンサートの規模が大きくなるにつれ、反対方向に行きましてね。 (最近高知では大きなコンサーとがありません。) |
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そうですね。よくわからないけどあるんでしょうね。 | |
昔のロックをやっていた人たちは麻薬やお酒で命を落とされたアーチストが多いように思いました。最近のアーチストは健全なでしょうか? | |
私生活の部分はよくわかりませんね。昔のアメリカの文化はドラック文化的なところがありましたね。生活様式がありましたね。 | |
ジミ・ヘンドリックスとか、ジャニス・ジャプリンなども若くして「麻薬で亡くなりましたし。 | |
そうですね。 | |
太く短くの人生観があったのでしょうね。 また1970年代の岡村さんのこだわっているアーチスト紹介をお願いします。 |
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イギリスのバンドですが、ジェントル・ジャイアンツです。僕が好きなバンドです。「フリー・ハンド」という曲です。 FREE HAND/GENTLE GIANT |
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