ドックラン高知について
 
今週のゲストはドックラン高知高知代表者の小田清建さん,副代表の松尾敏弘さん、曽我美佳さん、坂本恵美さんに来ていただきました。今日のテーマは「ドッグラン高知について」です。犬は人間の良きパートナーとしての存在がありました。ドックラン高知の活動について説明を聞きたいと思います。
設立はいつでしょうか?また設立されるきっかけ、いきさつはどんなところにあったのでしょうか?
小田 設立は平成13年の9月です。きっかけは友人が訓練士をしています。徳島の「ノイマン・ドックスクール」です。そこと付き合いをしているうちに、「四国にはないから是非やってくれ」と言われました。「高知は犬に対してひじょうに遅れている。」ということで(指摘も受けましたので)始めました。
以前どっくらんこうちを訪問したときに、お話の中で「犬は生涯の友である」とホームページなどに表現されています。具体的にはどういうことなのでしょうか?犬との付き合いについてもお話下さい。
曽我 私の場合は、夫婦揃って山へ登ったりします。そのお供として犬を連れて行き始めました。そこから始まりました。山登りから、ドックスポーツにつながり、自分の健康にも役立っています。
松尾 私の場合は、自分の下の子供が犬が嫌いで、犬に触ることが出来ませんでした。これではいけないということで、飼い始めたことがきっかけでした。今では下の子供も触れるようになりました。それが一番最初ですね。
坂本 私の場合は県外から越してきました者ですから、犬を通してお友達が増え、それを通じて犬を通じての悩みとか、犬と一緒に遊ぶとか広がりました。交友関係を広める重要な役目をうちの犬がしてくれました。
犬を通じて、コミュニティと言いますか、人との繋がりが出来たことを伺いました。どっくらん高知をお尋ねしたときに、遊戯所や運動公園のような施設がありました。具体的にどのように活用されているのでしょうか?犬と人間はどうされているのでしょうか?
小田 アジリティのコース(ドックスポーツのひとつで障害物競走)ですね。タイムで競う競技をする大会です。そこで訓練をします。基礎的なしつけができていなければ、なかなか出来ないです。
もう少し詳しく、ドックラン高知を通じたみなさんの交流についてお話を聞かせてください。
坂本 ドックラン高知が出来るまでは、犬を自由に遊ばせることが出来ませんでした。リードをつけて近所を散歩したり、公園を散歩することしか出来ませんでした。開放感はありませんでした。同じ飼い主同士の交流はありませんでした。ドックラン高知が出来てからは、犬を自由に遊ばせることができるようになりました。アジリティ(障害物競走)などのドックスポーツも知りました。人の付き合いも深まりました。犬を連れて仲間とキャンプにも行きましたし。色んな趣味の面でも、犬の教育、人間の教育の面でも広がりがありました。
松尾 どこそこの病院(動物病院)が良いとか、こういうものを売っているとか、どこに売っているとか情報交換が出来ることが良いですね。大変有難いですね。
情報交換は有益ですね。
曽我 初めて犬を飼った方などは、私もそうでしたが、犬のしつけが大変でした。ささいなことでもパニックを起こしそうでしたから。仲間がいますと安心します。人間の子育てと同じようなものですね。
 
坂本 みなさん同じ悩みを持っています。犬飼いの先輩の人達から、「うちはこういう風に乗り越えたわよ」と意見をもらったりします。良い交流の場です。
2年前に設立されたそうですが、今会員は何人くらいなのでしょうか?
小田 約120人くらいです。
高知市周辺ですか
小田 高知県下ですね。
ちなみにドックラン高知の利用料などを教えてください。
小田 利用料はビジターさん、一般の方は、1日1000円で、愛犬2頭までです。
会員になったいただきますと、入会金5000円、年間維持管理費が1万円です。それで更新すれば、年会費が1万円です。会員になれば、どっくらん高知の入り口の鍵と会員証をお貸しします。いつでも自分が来たいときに、時間があるときに、入所して、利用して、後始末をして帰る。いう具合です。
どっくらん高知の開園時間はどうなっているのでしょうか?
小田 会員さんはいつでもOKです。日の出から、日没までですね。
奥の建物は事務所ですか?
事務所です
そこで鍵を借りて利用するのでしょうか?
小田 そうではありません。駐車場近くに、どっくらん高知の表示看板と柵があります。そこに鍵がかかっています。会員はその鍵をはずして、入り利用します。利用しまして、帰りには閉めて帰ります。