自衛隊はイラクの復興支援に行くわけです。戦闘行為に行くわけではありません。交戦は憲法でも禁止されています。イラクは1991年の湾岸戦争以来、国際的な経済制裁も受けています。また長年継続した独裁政権による歪みもあります。経済復興支援のお手伝いをするわけですね
今年5月に南部に、8月にはバクダッド市内に行きました。50度を越す暑さでした。 砂漠の真ん中にある都市でした。かつて日本が戦争に負けたとき食料意不足で困りました。しかしイラクを観察しますと食料は十分にありました。市内は米軍が管理し、厳戒態勢でした。それほど戦争の被害は目立ちません。政府や、軍関係の施設破壊されていました。バクダッド全体が破壊されたわけではありません。破壊された場所は市民生活には関係ありません。
(2003年8月バクダッド視察)