デジタル時代の表現技術とは?
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今週のゲストは、「土佐人がウキウキブキウギな高知周辺を見せちゃうき」の人気blogの作者である長瀬久美さんです。デジタル関係の会社に勤務する傍ら注目のblogを作成されています。今日のテーマは「デジタル時代の表現技術とは?」でお話しを伺います。 日本でも急速にブロードバンドも普及してきました。数年後にはデジタル配信テレビの時代になります。情報伝達のありかたが根本的に変わるのではないでしょうか? 現在も「星の数ほど」ホームページがあります。また最近はblogが急速に普及してきました。紙媒体(新聞や雑誌など)とは、表現形態の違いはあると思います。そのあたりは長瀬さんはどのように考えますか? |
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インターネット、ホームページ、ブログ、メールいろんな形での広告媒体がありますが、それぞれ使い方が異なっていると思います。ターゲットや提供するスピードによって新聞やらホームページやら使い分けられますし、ミックスすることによってより効果を発揮することも沢山あると思います。 ホームページがあるから新聞がなくなるという事はないですし、ホームページだけでは届かないこともあります。そして、公式ホームページを立ち上げられているところでも,、常にブログを持って簡単更新として使用しているショップもあります。 便利なツールが増えたなぁと言うことだと考えています。 |
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たとえば、企業が県内向けに商売をされていて、ホームページを作りたいというお話を頂いたとします。その企業の商品を見てインターネットで勝負できる商材かどうかを検討します。 ネットで勝負しても効果の無いものは逆に県内向けにわかりやすく詳細ページをつくり、新聞広告で詳しくはホームページで!とするのです。 使い方は様々ですね。 |
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一方で若者達の声は「4百字以上の文字は読む気がしない。」とのことです。私の子どもらのメールのやり取りを横目で見ましても長文はないようです。携帯でのメールの受発信が増加しているからなのでしょうか? | |
これは私には難しい問題ですね。 携帯をたくみに使って、長文をメールする若い高校生もいますし、その子はしっかりと読書もしますし、新聞も読みます。 携帯が原因というのは一概にはいえません。携帯をしているから本を読む暇がないという事は考えられますね。これだけ直ぐに連絡が取れるツールができると、じっくり活字と付き合う時間自体が減るのだと思います。 実際私もそうですね。ブログしたり、ホームページ見たりしていると本を読む時間が少なくなります。それよりも人と対面で話すことが少なくなったりすることのほうが問題だと思います。 それは自分にも言えますので、なるだけ外に出て人とお話することを心がけています。 メールだけでは気持ちはうまく伝えられません。誤解も生まれます。気をつけましょうね。 |
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文字数を少なくして、相手に好印象を与える技術とはいかなるものでしょうか?俳句などのセンスが必要なのでしょうか。blogなどでは写真点数を多くすればよいのではないでしょうか? | |
私は俳句のセンスはまったくないですよぉ。 blogでは土佐弁が頻発しています。県外の方でなくても読みにくいものだと思いますので、文章はなるだけ簡潔に短く区切るようにしています。 写真点数がやたらと多くても面白くないとか、見にくいブログは沢山ありますよね。 私のブログはどうでしょう?見やすいですか? |
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無線LANのスポットが増えて来ましたので、blogは手軽に更新し、作成できますね。 | |
見やすいと思います。 以前のホームページの作成の仕方と最近では異なっているようです。長瀬さんは仕事でも顧客の意向をどのように表現されているのでしょうか? |
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そうですね。6,7年前はお預かりしたカタログ、パンフレットの通りにホームページを作り変えたらいいだけでした。今は多種多様。お店の特徴がないと見ていただけないですから、必死です。 ^^
(左は長瀬久美さんのblogです)
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広告媒体も変化されていると思います。そのなかでblogなどは商業ベースの媒体にはなりえないのでしょうか?しきりに各社はblogランキングなどをしていますが・・。 |
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今は簡単に更新できるツールとしての使用になっていまして、会社の社員の方が日記を書くことによって親近感をもっていただくとか、ファンを作るとかですね。私が入っているエキサイトブログではビジネスブログというカテゴリがあって、いろんなビジネスが繰り広げられているようです。 ブログにも広告スペースがありますよね。地道に仕掛けは作られているようですね。 実際 これだけのブログができ、どうやって各社商売につなげていくのか模索中だと思います。 |
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