平野貞夫さんには、1年前の衆議院選挙の折、偶然お会いしました。12年前の初当選にお会いして以来でした。教養のある人で、いわゆる「政治家」ずれした人ではありません。
政界の動向と言えば、なんと言いましても小沢一郎さんが気になります。自民党幹事長に47歳でなりながら、総理・総裁の道を捨て、あえて政党を結成し、政界再編のために奮闘されています。平野さんは「小沢さんは、良い意味で原理主義者だから、自民党に居れなくなったのですね。居り場がなくなり出て行ったというのが正解です」と言われました。
いい加減なリーダーでは難局は切り抜けられません。小沢さん同様、「原理主義者」と言われる岡田 さんが民主党党首になられたのも時代の流れでしょう。
今回平野貞夫さんは、議員は引退されます。「政治文化日本は成熟していない。それを研究し、発表する活動をします。」とのこと。既に執筆中とか。「吉田松陰の松下村塾をされるのですか?」と伺いますと、「平成南学塾をやります。」と言われました。
「四万十川アナーキズム」も提唱され、高知の人間は権力中枢になじまないようだ。板垣退助も、植木枝盛もそうだが、日本の国会は土佐の人間がこしらえたんだ。とも。
まだまだ平野貞夫さんの活動は続きます。
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