目指そう環境高知国体

 今日のテーマは「めざそう環境高知国体」です。

 今年は夏季国体が9月21日から開催されます。国体本番までいよいよカウントダウンになりました。秋季国体では3万人の選手,役員が高知へやってきます。

 高知県は、「よさこい高知国体」と「よさこいぴっく高知」を、環境にやさしい国体と位置付けました。環境プロジェクトを実施します。それは「資源エネルギー消費の抑制,循環」「高知らしさの発信」「パートナーシップをはぐくむ」「自然との共生」の4点です。

 具体策は「ゴミの減量化をはかる」「臭気を押さえるバイオトイレの設置」「自治体や民間所有のディゼル車両の粒子状物質と窒素酸化物を除去する排ガス除去装置の装着」を展開します。県ではその事業に協力してくれる企業を全国から募集しています。うまくいくのでしょうか?

1)趣旨はまことに結構なものです。ノーベル賞でも「環境部門」の設置が検討されているぐらいです

  から。会場で配布する資料そのものを減量すべきでしょう。携帯電話端末を参加者に配布し、

  ネットで中継するとか。紙の配布物では「環境に負荷をかけすぎますから」

2)バイオトイレは真剣に実現していただきたいテーマ。災害対策にもなります。安い費用で開発

  されれば、水害,地震災害時に使用できます。実務の課題です。

3)自動車排ガス対策は,メーカーの協力が不可欠でしょう。「パークアンドライト」「自転車の活用」な

  ど社会的な要素での対策も必要です。エントリーする企業があればいいのですが。

* 高知工科大学も参加すべきでしょう。むしろ得意分野ではないでしょうか。学生、教職員すべて

  参加すべきだと思います。

* 高知の企業にとって「ビジネスチャンス」になれば良いと思います。また一過性のイベントではなく

  、高知の産業全体に波及しなければ成功したと言えません。

* 国体で建設した施設の活用も必要。万が一「後利用」がなければ、それこそ資源の無駄遣いで

  あります。その査定も県国体局はするべきなのです。

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2002年3月1日