平野貞夫参議院議員に出演いただきました。
今度参議院3期12年で議員を引退される平野貞夫さん。6月23日に高知シティFMのAスタジオで「けんちゃんのどこでもコミュニティ」のゲスト出演いただきました。
収録です。放送は参議院選挙終了後の7月12日から16日の間、高知シティFM(76・2M)にて午前8時15分〜30分の間に放送される予定です。
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/hirano.html
平野貞夫さん
高知シティFMのAスタジオにて
衆議院議会事務局に34年。参議院議員として18年。半世紀以上政界の表と裏を観察されてこられた平野貞夫さん。高知県土佐清水市の出身でもあり、ジョン万次郎や中江兆民、幸徳秋水らの偉業を再評価されています。引退後は「平成南学塾」を開設、政治を目指す若い人達や国民に講義や辻説法をされるとか。
1週5回分で質問を用意し、平野貞夫さんが答える形式で、対談を進めましたが、「あっと」いうまに2時間が過ぎてしまいました。実に奥深く楽しい時間でした。
ともすれば無関心になりがちな政治の世界。「だれが議員になっても同じだ」と白けムード。平野貞夫さんは、そのことを一番心配しています。
平野貞夫さんの特色は広い教養に裏付けられた政治哲学があります。「日本は政治文化が貧弱だ。辻説法して1民間人として政治文化を育てる活動を行いたい。」という決意が見られました。
平野貞夫さんと小沢一郎さん
小沢一郎さんが市民と交流していました
国会や永田町の事情に通じている点では平野貞夫さんも第一人者。普通の市民には理解しがたい社会ではある。
でもやはりこの国を「澱んでいる」理由の一つは、なかなか政権交代が出来ないからだろうと思う。三菱自動車も外国人が経営者になって悪い体質が表面化したのである。
日本でも政権が交代して、悪い体質「政・官・業」の癒着を改めなおさないといけないだろう。今度の参議院選挙[国民投票」ほど重要なのだが、盛り上がらない。それが気になる。「いつか来た道にならなければ良いと思う」(2004年6月29日)