若者の就職相談現場で求められること
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今週のゲストは、社会保険労務士、行政書士、キャリアコンサルタント、であり情報処理技術者である竹内隆志さんです。今日のテーマは「若者の就職相談現場で求められること」でお話を伺います。 学校を卒業しましても希望職種に就労の場が従来とは少なくなっています。企業側も厳しい競争の中で正規雇用を減らし、契約社員やパート労働でしのいでいます。その一方で「ニート」と呼ばれる若者達も増加し、深刻な社会問題になっています。 竹内さんはジョブカフェの初代センター長として様々な活発な活動を精力的に行ったと聞きましたが、主な事業内容などをお聞かせください。 |
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さきほどご紹介がありましたジョブカフェ高知と言いますのは、高知県就職支援センターということで、高知市中心街の帯屋町ダイエーショッパーズ高知店の地下に2004年5月29日に開設いたしました。 どういうことをしていますかといいますと、若い人の就職支援、研修、県内への高校へ出かけまして就職対策の相談と様々なアドバイスをしています。というような活動内容ですね。
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ジョブカフェ高知です。
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適性検査はパソコンで出来ます。(ジョブカフェ高知)
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ジョブカフェこうちでの相談業務をとうして日頃どんなことを感じていますか? 世の中の変化などを感じられましたか? |
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経済環境や雇用環境が大変厳しくなり、そのため若年者の雇用に影響しております。企業が一時、バブル経済崩壊後スリム化を計りました。より人経費を抑制しました。正規の社員の採用枠が少なくなりました。しかしながら大学生は増加してきました。優秀な学生でありましても希望の就職が出来ない状態です。 今の学生は真面目で、勉強もされていますし、熱心なのですね。ですから心の悩みを抱えられている方が多いのではないでしょうか。 |
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個人情報保護やプライバシーのことなど相談業務を行う上で気を付けられている点と ジョブカフェにおいてはどのような状況でしょうか。 |
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そうですね。個人の就職にあたりましては、履歴書とかの相談をしていますので、プライバーシーに触れますね。ジョブカフェでは個別相談に対応するためにカウンセリングルームという個室も用意しています。 より込み入った相談は専用のお部屋で対応するようにしています。 |
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若い学生達との交流もあると思います。 竹内さんは県下の高校や大学、高知市の未就労者を対象にした若者就職応援セミナーなど講演活動を続けられていると聞きました。 若い方に具体的にどのような話をされていますか? |
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簡単に言いますと私自身の体験談もしてきました。高知市の就職活動のセミナーでもお話させていただきました。皆さん非常に熱心に懸命に努力されています。ただチャンスを掴む方法などそのやり方がわからないようです。 ある程度の焦りとか、悩みとかはあると思います。そういうのはタイミングがあるのではないか。チャンスといいますのはめぐってくるのを待つのではなく、自分で何らかの行動をすることが大事ではないかと思います。 |
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そういう積み重ねをすることで、チャンスをひき入れることになるというお話をさせていただいています。 高校生の場合は、就職に関する知識や職場に対する知識を十分に持っていません。世の中ではどのような人材が求められているのかとか、どのような知識が必要なのかという、コミュニケーションのやりかたなどを中心にお話させていただいています。 |
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若い方々の職業選択の基準も昔と今は随分異なっていると思いますが・・・。 その気質や反応はいかがでしょうか。 「ジコピー講座」も開催されていました。自己PRを学ぶことによって学生達は変わりましたか?継続的な活動として成果は上がっていますか。 |
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ジコピーセミナーの様子です。
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ジコピーセミナーの懇親会風景です。
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はい、ジコピーと言いますのは自己PRのひとつのことです。今年の2月あたりに東京の方でハーバード大学で自己PRで賞を頂いた方が居ました。その人に講師になっていただきました。高知でもその考え方に共鳴した学生達が高知支部を結成したりしました。 具体的には就職対策で大事な自己PRを上手にやるのか。テクニックに走るのではなく、自分の価値観をベースにして、自分の活動を自分の価値感にもとづいて活動をしてきたわけです。自分の趣味においても、クラブ活動においてもです。いろんな節目の行動は、自分の価値観で動いてきたはずです。 |
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それを共通ベースにしてまとめていただきまして、自分の考えと思いなどをまとめていただきます。それが出来ましたら自分の言葉で力強い説得力のあるメッセージが出来るからです。 実践された学生は効果が出てきましてた。最初はたどたどしかったですが、3ヵ月後には自信を持たれて自己PRができるようになりました。就職の内定をいただくなど成果も上がりました。 |
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若者の就労対策で、フリーターやニート対策が重要であると言われています。またメンタル面などストレスでお悩みやノイローゼ気味の方も多いと聞きます。 竹内さんは現場にたって相談業務にあたっていると思いますが、そのような方などへの対応としては、どのようなことがまず必要でしょうか。 |
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ニート人口は増加の一途です。
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ジョブカフェでの研修風景です。
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まず負荷、負担を本人に掛けてはいけません。一番わかっていますのは本人です。ですので「頑張れ」と言う言葉は禁句ですね。それといろなんな事情でそうなっているのですから、出来る限り本人に話をしてもらいます。 そのなかで問題点が明らかになってきます。そのなかで私たちキャリアコンサルタントが、徐々に支援させていただきます。 |
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ジョブカフェ高知の ホームページ http://www.jobcafe-kochi.jp/ | |