サーフィンの楽しさ 海のおおらかさ
 
 今週のゲストは島田誠一様です。入交産業のチーフプランナーをされています。今週は島田様の大好きな海と、サーフィンのお話、それから得られた教訓などをお話を伺います。私もヨットというマリンスポーツをしています。海の話で大いに盛り上がるのでしょう。今日のテーマは「サーフィンの楽しさ、海のおおらかさ」で島田様にお話を伺います。
 
 サーフィンはヨットやダイビングなどと異なり、サーフボート1枚で気軽に始めらるようですが、その心得、気構えなどはありますか?

 海での島田さん。何より地元の人たちとの交流と情報交換を大事にされています。

 海へ到着してただ海へ入るのではなく、よく海面を観察し、潮の流れ、風、波の状況を見極めること。それには地元の人たちとの交流が大事であると島田さんは言われています。

○ サーフィンを始めるまえに

 まず、水泳ができるかどうかが必須項目でないかという点です。又、泳げなくても水泳の練習をプール等でする事をお勧めします。又、折角、高知という地域で生活している からには、海や川又、山に感心を持つ大切さを維持できるかという点です。
 後は、釣りもそうですが、サーフィンも朝が早いので、早起きできるかという点です。そして、普段から規則正しい生活を維持しなくてはいけないという過酷なスポーツであるという点です。陸のスポーツと違い、常に地面が動いているようなものですから、バランスが非常に大切なことと、僕個人が感じているのは、瞬間的な集中力を養うには最適なスポーツではないかと思います。
 そして、事故や擦り傷など、非常に高い確率で、けがが起こる事も事実ですので、保険に加入することもお勧め致します。

 
 最近の若者たちはインドア志向が強く外遊びをしません。海の遊びの楽しさ、面白さを説明をお願いします。
 
○若者について

 近年は、インドア派が多く、家の中は安全という認識で、アウトドアは危険であるという認識があります。
 しかし、間違った知識ででなく、アウトドアも正しい知識を正しい人に教われば、危険 な遊びではなく、いかに自分自身を自然の中で表現するか、という事で、普段の生活に生かせる正しい知識を教えてくれる大人が少なくなってきたように感じます。
 その結果、現在のインドア派の青少年が増えてきたのではないでしょうか?
 何か自然に関心を持つと、命の尊さや、敬う気持ち、又、自然の怖さを肌で感じることができ、本来の道徳心が養われるのではないかと常々思います。

 
 普段の生活で心得ることはありますか?トレーニング方法は?
 
○初めてからは

 毎日の基礎トレーニングや柔軟運動と、食べ物は、豆類、特に豆腐や蛋白質を良くとる ことが大切だと、他の競技に携わっているアスリートから聞きます。

 
 島田さんは年間何回海へ行かれていますか?またサーフィンを始められたきっかけはなんでしたか?

 実は、私は帰高したのが5年前で、当時、せっかく自然が豊かな地にかえってきたのだから、何か自然に関わることをしたいと、1、2年考えていました。
 もともと、山や川でのバーベーキューが好きで、はじめるなら、継続できる事がいいと考えていました。
 又、体を動かすことが好きなので、サーフィンを始めようと思いました。(お話を伺いますと子供のときはサッカースクールに行かれていたそうです。学生時代には部活でのスポーツのほか、少林寺拳法もされていました。サーフィンを始められた年齢は遅いほうでしょうが、「基礎体力」が島田さんいはありました。

 しかし、その時点ですでに壁に当たりました。
 というのは、関西が長かった為に、高知に帰った当初は、友達も少なく、教えてもらう人がいないという難問でした。(現在は、知人が多くなりすぎて逆に幸せな生活スタイルを満喫しています。)


 私の経験ですが、「ショップを何件か回り、これから始めたいんだけどという感じで、素直に聞くことですね。」そこでいろいろアドバイスを戴けると思います。
 初めてからも沢山の壁にあたるので、あきらめずに、何でも聞き、その中から自分で正しい知識を得ることが、大切だと思います。
 又、折角、自然の豊かな高知に居るからには、自然との付合いを大切にして戴きたいと願います。回数は休日は殆ど海へ行っていますので、年間100回は超えています。

 
海の遊びの場合自然相手です。ルールがあると思います。ヨットなら自己責任の世界で、ビーチから出艇すれば、帰着は自分の力で帰るべきなのです。出ないのも「勇気」なのです。サーフィンの場合はどうなのでしょうか?

 

海を観察することは大事です。天気予報はインターネットも利用します。しかし自分の入る海の条件は直接現地で注意深く観察しなければいけません。
○ これは守ってほしいこと

 繰り返しになりますが、沢山の壁にあたるので、何でも見て、聞くことが大切だと思います。そして、海(山、川も含み)に入ってからは、地元の人の言うことを良く聞き、守ることが大切です。
例えば、当たり前のことですが、ごみはださないということです。
もし、自分自身の住んでいる家の前にごみを出されたり、車を運転されている方は経験がある方もおられると思いますが、目の前の人が、走行中にぽい捨てをする人がいますが、自分がされたらどう思うかという、相手の気持ちを考えて行動するという、口で言うと非常に簡単な表現に成りますが、少し考えるとできることでないかという事を 守る事ができるかだと思います。私自身も最初はしんどかったですが、守るように心がけています。

 サーフィンを通じて海への関心を高め、健全な心身の育成をはかり、今後もサーフィンを通じ、お互い、名前、職業、年齢に関係なく、純粋に海を愛する者として、社会活動を通じ、できれば、継続していきたいと思っいます。

 
海で遊ぶ人は、海を汚すはずがありません。セーラーもサーファーも同じですね。