おびさんマルシェとららら音楽祭の醍醐味は?

 今週のゲストは、「土佐人がウキウキブキウギな高知周辺を見せちゃうき」の人気blogの作者である長瀬久美さんです。デジタル関係の会社に勤務する傍ら注目のblogを作成されています。今日のテーマは「おびさんマルシェとららら音楽祭の醍醐味とは?」でお話しを伺いします。
 9月18日におびさんマルシェは開催されました。「ららら音楽祭」の同時開催され、長瀬さんは会場の司会もされておられました。
長瀬さんのblogでも「おびさんマルシェとららら音楽祭」の克明な紹介がされています。それはこの催しが面白く、お洒落であるからなのでしょうか?事前取材も丹念にされていましたし・・。
 はっきり言って、自分が勝手に面白かったのですね。おびさんマルシェをもともとお手伝いする気で予定していました。「ららら音楽祭」の司会を突然1週間前ぐらいに言われました。
 お断りをしようかどうしようか悩んでいました。ららら音楽祭の実行委員長さんにお話ししましたら、「マルシェするがやったらおびさんロードの担当にしちゃうき」と言われまして断ることができなくなりました。
 でもマルシェもららら音楽祭も見ていまして楽しいと思うイベントでした。スタッフになるのは大変かなと一瞬思いましたが、なんとなくいつのまにかスタッフに入っちょたと言うわけで、嫌々ではできないし、なんでも面白いと思って参加しています。
 自分がおびさんロードで司会することでそのイベントがいい雰囲気になったらいいなとか、という思いで本番を迎えました。そう思いますと実際すべてが楽しく思えてくるものです。その流れで、テンションでblogも更新しました。
 私が見たもの感じた楽しさ、そして、ブログで初めて知ってくださった方にも伝わるように詳細をUPしました。
 事前取材は、音楽祭の司会をするうえで、アーティストの方に話を聞きますし、マルシェは3回目なので常連の方のことも良くわかっていますので、そういうblogの記事になったのです。

 http://ukiki.exblog.jp/2742887/

おびさんマルシェに出店された人たちとの交流などもされているのでしょうか?なかなか特色のある人たちではないかと思われますが・・。特にお薦めのお店はありましたか?長瀬さんのblogによりますと、竹草履も購入されていたようなのですが。
 そうですね。おびさんマルシェで以前から知っているお店は数店でした。マルシェに出されてから知り合った人が殆どです。マルシェに出店されている人たちは交流するのが上手な人たちです。
 また交流することを求めている人が多いですので、仲良くなることが出来ます。どのお店もそれぞれの個性が出ていますので、特に個個だけお薦めというところはないです。すべてみていただきたいですね。竹草履も購入しました。笛も窪川町の職人さんのところへいきまして吹きました。
 路上詩人さんのお話も聞き、実際に詩も書いていただきました。知っている店、知らないお店。入るタイミングを逃したお店にも出会える場所でした。
 そういうことでおびさんマルシェ非常にいいなと思いました。
いちマルシェのお客さんとしての純粋な意見です。 
 出店されているお店のひとたちもそれぞれ個性的のようですね。テキヤさんとも違いますし、フリーマーケットの雰囲気とも違っていますね。
 聞くといろいろ教えていただけますし。お話しも広がります。笛職人さんもお話をし始めましたら、笛に関して際限なく話題も尽きません。
 観察されていまして、この催しにより周辺の商店街は少し元気になったのでしょうか?変化はありますか?おびさんロードも空き店舗が目立つようなのですが・・。
 少なくともこの2つの催しが行われたことで、商店街はいつもよりお客さんが多かったように思います。イベントは単発的なので、翌日はいつもの街に戻ります。鏡川祭りも同じですね。夏の祭りの時は驚くほど街に人が歩いていますが、次の日は凄く閑散としています。
 寂しいなと思ったことがあります。高知の人はお祭りが好きなので、イベント的、お祭り的なものをずっと続けていく、またはスパンを短くしていくことを検討し、考えていくことだと思います。
 イベントは世話をする人が一生懸命動かないと成り立ちません。ごく少数の人に負担が行くのが現状です。イベントの機会を利用されて,お店の方も相乗効果を期待して一緒に動かれたら良いと思います。
 例えば夏は既存のお店の方が、ビールやドリンク、隠しだまのおつまみを出されるとか。新作のお洋服のコーディネート展をされるとか。倉庫に眠っている素敵なアイテムを店頭とかおびさんロードの石畳に並べるとか。普段素通りする人たちが気がつかない素敵なお店ということで、イベントのないときもお客さんがお店に足を運ぶのではないかと思います。その勢いがイマイチお店には感じられないところがありますね。勿論すべてのお店ではありませんが。
 他の都市ではなかなかない組み合わせの催しであると思います。もう少し広報されれば若い人たちも参加するのではないでしょうか。例えば高校生や大学生もチャレンジショップを出すなどすれば良いと思いますが・・。
 そうですね。せっかくですし次回の広報手段をいろいろと考えないといけないと思います。こういうイベントに力を入れている学校に呼びかけるのも一つだと思います。
 でもまじめな感じで学校が言うからと若い人に言いますと、駄目だと思います。おびさんの場合であれば学生が集まるお洒落リーダーとなる学生さんが、お洒落な洋服屋さんや、古着屋さんのショップに声をかけまして、「ショップから出すけどお手伝いしてもろうてかまんやろうか」と声掛けしていただいたら、学生さんは面白がって集まってくれるのだと思います。
ららら音楽祭もおびさんマルシェ(2005年9月18日の様子)
 そうですね。昔(2000年前後でしょうか、インパクでライブ中継したことがありましたが、大変でコストがかるという印象がありました。でも今は簡単ですし。そういう「機会があることで、積極的に取り入れるようにして行きたいと思います。
 ただ1日だけのイベントでしたら、ライブ中継をしていましてもパソコンの上だけで終わってももったいないと思います。「こんなことやるから見に来て下さい。」とかそういう感じで繋げていけたらひじょうに良いと思います。
いんぱく http://www.kochinews.co.jp/medihito/jou28.htm
写真は長瀬久美さんに提供いただきました。

長瀬久美さんのおびさんマルシェ&ららら音楽祭の関するblog http://ukiki.exblog.jp/i8