結婚適齢期は上昇しているのでしょうか?
 
 今週のゲストは高知結婚応援団団長の楠瀬由美さんです。楠瀬さんはくすのせゆみブライダルの代表者も勤められています。
 今日のテーマは「結婚適齢期は上昇しているのでしょうか?」でお話を伺います。
 2004年の平均初婚年齢は男性が29・6歳、女性が27・6歳と上昇しているようです。
30歳代前半の未婚率は男性が42・9%、女性が26.4%、後半では男性2  5・7%、女性が13・9%です。高知でもその傾向があるのでしょうか?
 やはり全国的な傾向と同様ですね。高知でも同じです。初婚の年齢もどんどん上がって来ていますね。
 女性の高学歴化、総合職への就労などで女性の未婚率が高いのでしょうか?未婚率は男性が高いのですが、その原因はなんであると思われますか?

 女性のほうが短大とか、大学へ行かれている割合は県内は多いようですね。女性が学歴を求めてしまいますと、なかなか高知には(該当する男性は)いないようです。都会へ優秀な男性が行っています。
 そうでなくても女性のほうから、いいなという男性には声をかけていけばいいとは思いますが、意外にも男性から声を掛けられるのを待っているとか、自分からは行動を起こしません。そうならない場合は恋愛などにもなりませんね。


 女性同士で仲間で、グループで楽しみがあったりしまして、そのなかで楽しまれているようで、結婚したいと思っていない人も多いようですね。結婚がすべてではないと思われている人が多いのでしょう。

楠瀬由美さん
 坂井順子氏は「負け犬」という言葉を昨年広げました。「30代以上で、未婚,子なしの女性」のことだそうです。楠瀬さんはそのあたりはどのように思われますか?
 わたしは子供を2人出産していますので、それには該当しなくて、ほっとしているような気分です。でもそうは言いましても、愛する人と結婚されて子供に恵まれない方もいますし、むげに言われるのはどうでしょうか。
 ブームになりましたが、これから先どうなるのでしょう。
 女性の場合は、結婚しているかいないか。子供がいるかいないか。子供はどんな学校へ行っているかとか、分類が細かいですね。男の場合は金があるかないかぐらいかしかないのですが・・
 どうして[勝ち負け」を言われるのでしょうか?やはりお互い自立することでしょう。自立していないもの同士が結婚しようとしても難しいのだと思いますね。
 人生設計を立てるべきでしょうね。自分達が何歳なら、両親は何歳になるとか。配偶者を想定して、目標何歳ぐらいで結婚するとか、そういう人生設計は大事です。自分が歳をとりますと両親も年老いていますので、それではもっと前に結婚しようとなりますね。漠然と頭に描いているようでは駄目ですね。
 確かに魚釣りでも、釣り糸を垂れるだけでは釣れませんからね。いろんな準備が必要ですし。
 それをなにもしなければ、親もなにもしていなければ、家と職場の往復では[出会い」はないのは当たり前ですね。わたしたちはこのようなことを、やいのやいの言いまして、「それではいかんな」と思われる人が1人でも増やしていくことを目的にしていますし。
結婚というゴールに至るまでには、いろいろと手順を踏まなければ到達いたしません。(楠瀬さんのホームページより)
 適齢期の若者達にアドバイスを贈るとすれば、どのような言葉がけをすれば良いのでしょうか?また言ってはならない言葉などはあるのでしょうか?
 積極性も必要であると言われました。家と職場の往復では出会いがないと言ってもそれだけでは駄目なように言われていたようなおですが・・。
 そうですね。確かに自分がどうなりたいかということなのですね。結婚して幸せに家庭を持ちたいと思っていましたら、それなりの行動を起こすでしょう。
 そのあたりの明確な目標がありませんと・・。日々の忙しさに流されていることもありますね。私どもが「提案していますのは、人生設計を立てる、「ライフプラン」ですね。
 20歳代、30歳代、40歳代、50歳代という具合に。加齢は皆平等ですので、両親や兄弟も。
 自分達も両親から愛を受けて命を受けました。自分達も自分の遺伝子を子孫に残す義務があると思います。自分が生まれた以上は、愛する人の子供を妊娠し、出産することを女として経験したいと私は思っていました。
 その辺の価値観は様々です。気がついた時が遅かったというふうにならにように、悔いのない人生をおくるアドバイスをしたり、相談にのったりしています。
 結婚する場合の「特典」をどのように説明されますか?
私も子ども達にどのように話をすれば良いのでしょうか?わたしも23歳の子供がいるのですが・・。
 私自身は子供の頃から、結婚して出産して、家庭が出来、子供が出来て、本気で仕事も出来ると思ってきました。子供がいるからこそ、本気で仕事も頑張りました。
 こうしなさいああしなさい。ではなくて、まずは子供さんに「どう思う」と尋ねてみてください。それで両親を見て子供たちは育っているでしょう。

 ぜひとも「将来孫を抱かせてくれよ」ということは申し上げたら良いと思いますね。親子のコミュニケーションは大切です。親子の間で出来ていないことが、まして他人の間で出来るはずはありません。

 耳の痛い話でした。今後反省して駄目な親にならないようにします。