自然との共生・経済のしくみ
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今週のゲストは生活協同組合高知こだわりコープ専務理事の北岡徹さんです。今日のテーマは「自然との共生。経済のしくみ」について伺います。 食の安全に[徹底的にこだわった」商品構成であることは理解できました。自然との共生と、経済の仕組みを両立させることは実は難しいことではないでしょうか。 遺伝子組み換え作物や食品の日本は輸入大国と言われています。コープ自然派事業連合では「反遺伝子組み換え」講演会なども開催されているようです。その成果はどのよううなところにありますか? |
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全体の取り組みの中で、学習会をしたり、署名活動をしたりしています。自分達のグループだけでは小さいですから、遺伝子組み換え反対運動をされているグループや、全国のいろんな組織と連携しています。
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高知こだわりコープの生産者との交流事業の様子 国内農産物を守るためには国内農家との連携が必要です。会員同士の親睦も兼ねて生産農家の見学もされています。 援農活動もされているようです。 |
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農薬を使わない農産物や、添加物を極力使用しない食品加工物は、コストがやや高くなりがちです。組合員の理解は得られていますか?高知は有数の有機生産農家がある県ですが県内での消費は僅かであり、ほとんど県外の消費者団体に出荷されています。 それを繋ぐ仕組みがあれば良いとは思いますが。 |
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ごく一部ではありますが、うちの場合はそれが出来ています。やはりいろんな情報を通じて理解はしています。ただ価格を高いと感じられている人もいます。それはこちらとしましては理解いただくために、学習などをしています。 価値観の変化もありますし。理解を得られるように務めています。 |
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有機農法をされている生産農家に伺いますと、堆肥作りや、雑草取りや、収穫などは重労働。 長時間労働で子供たちも嫌がり後継者不足が心配されています。買取だけでなく、先にお金を支払うとか収穫保証も必要にあろうかと思います。
(高知県本山町大石の有機農家の棚田) |
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高知こだわりコープやコープ自然派は食品が中心であると思いますが、衣料品や住宅関連商品などの「こだわり」の製品の開発状況はいかがでしょうか? | |
介護や福祉の分野などは取り組まれていますか?介護保険制度が2000年から始まり、よけいに介護施設への入所者や介護認定者が増加し、自治体の財政を圧迫しています。こだわりコープの独自の取り組みはあるのでしょうか? | |
今年7月に開催された高知福祉機器展。多数の来場者がありました。介護も大きなテーマです。
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これからの時代取り組んでいかないといけないテーマです。残念ながら高知こだわりコープでは研究していませせん。ただコープ自然派の徳島の生協ですが、この秋に福祉ステーションをオープンにして、本格的な福祉ステーションの参入を図っています。 |
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全体の中では、そこを研究の中心にしまして、取り組もうとコープ自然派ではなっています。 | |
生活協同組合ですので、入会される場合は、まずは出資金を出していただかなくてはなりません。入会出資金は5000円です。 それで注文書をお届けして、翌週に商品をお届けする仕組みになっています。入会されたい人は直接高知こだわりコープに電話なりFAXなり、葉書などで連絡下さい。 こちらのほうから担当が伺い説明をさせていただきます。 |
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まだまだ組織が小さいので、自分達の理想を実現するところまでは行ってはいません。 自分達のなかでは、これだけのものをそろえて日本1という自負があります。でもまだまだそれが世の中の一般にはなってはいません。もっと組合員を拡大しないといけないと思います。 |
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高知こだわりコープへ入会する方法
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電話番号が フリーダイヤル 0120−83−9230 へ電話ください。
FAXは 088−804−6706 です。担当のものが連絡をいただきましたら、ご都合の良い日時間帯に伺い説明させていただきます。 |
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高知こだわりコープのホームページは http://www.shizenha.ne.jp/local/no03/no03.htm | |
コープ自然派の取りあつかい商品データはこちら http://www.shizenha.ne.jp/shou/index.htm | |
10月番組に戻ります |