県議会議員へ立候補予定者への公開質問状
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高知県東洋町への「核のゴミ処理場」に反対している高知市の市民グループ「原発さよならネットワーク高知」は、3月8日に高知県議会選挙に立候補されている全候補者に「公開質問状」を送付いたしました。
経緯につきましては、ブログ「それがたまるか」を参照ください。 |
高知県議会議員選挙に立候補予定のみなさんへの公開質問状 2007年3月8日 |
私たちはいま、高知県に高レベル放射性廃棄物の埋め捨てをさせないよう「高知県・核廃棄物拒否条例」請願署名運動中です。県政をになう高知県議会議員選挙に立候補予定のみなさんに「高レベル放射性廃棄物の地層処分」について、7項目おたずねします。
この公開質問状はマスメディアに告知、結果を公表するものです。回答書にご記入の上、3月16日(金)でにご返送くださいますようお願いいたします。 |
1 高レベル放射性廃棄物の地層処分候補地として、県下19地区が1980年代に調査されていたことをご存知ですか?
はい いいえ 2 高レベル放射性廃棄物には、100万年もの間、放射能が減衰しない核種が混入していることをご存知ですか? はい いいえ 3 高レベル放射性廃棄物の地層処分は、世界のどの国も未だ確立できていない技術であることをご存知ですか? はい いいえ 4 文献調査が決定すると、「核のゴミの高知県」という風評がたつ可能性があります。 影響がある 影響はない 5 文献調査が決定すると、新年度から東洋町には最高10億円/年の交付金がおります。 はい いいえ 6 住民や議会の過半数が反対しても、自治体の首長が応募すれば文献調査に進めるという国のしくみを公正だとお考えですか? はい いいえ 7 県民県土を放射能汚染から護るため、「高知県・核廃棄物拒否条例」制定にご賛同いただけますか? はい いいえ 【参考】高知県・核廃棄物拒否条例(案) 高知県は、黒潮と深い緑に恵まれ、また自由民権運動発祥の地として、個性ある文化を育んできました。 この地に、原子力発電の使用済核燃料を再処理したあとの高レベル放射性廃棄物を持ち込むことを拒否します。 私たちは、健康で文化的な生活を営むため、現在と将来の世代が共有する、限りある自然環境をひきつぐ責務を有しており、高知県を核廃棄物の埋め捨て地には未来永劫しないことをここに宣言します。 附 則 この条例は、公布の日から施行する。 |