映画「東京原発」と講演会が盛況に開催されました
 
 7月16日、高知市県民文化ホールにて、映画東京原発と講演会が開催されました。映画は3回、講演会が間にありました。千人の市民が鑑賞しました。
 国が推し進めている原子力政策は良いのか悪いのか。今まであまりにも情報がありませんでした。映画東京原発はなかなか考えさせてくれました。
 
 映画はパロディ調。しかし心底笑えない。映画ではカリスマ東京都知事が庁議で「東京に原発を誘致する」という発言から始まります。会議と同時に、処分済みのプルトニウムが東京お台場から福島の原発へ運搬途中で、ジャックされ輸送トラックには時限爆弾が仕掛けられます。しかもそのトラックは東京都庁を目指しています。
 時間の関係で、「原発の経済性」を検討している教授と、「原発の安全性」を研究している教授の講演は聞く事が出来ませんでしたが、垣間見る聴衆は熱心に聞き入っていました。

 何かと考えさせられる映画ではありました。またいろんな各層、年代の市民が来ていました。スタッフもボランティアで頑張っていましたね。労組や政党に動員されたような人達はあまりいないようでした。むしろ普通の市民が様々な繋がりで、来られていました。

 
講演会の様子です。皆熱心に聞き入っていました。原発の情報はあるようでないようですね。
 
 障害者の自立をテーマに動かれている人にも会いました。日頃間伐ボランティアをされている人物にも。普段会えない人たちにも会いました。


 「原発」という取り付きにくいテーマの映画会と講演会。行事としては「大成功」であったと思います。

 

案内ページ  http://www.nc-21.co.jp/hoeru/tokyou-genpatu-2005.html