(1) 聞こえない「防災行政無線」の対応は?維持費用は?     高知シティFMの活用は,防災時に考えないのだろうか?                       (総務部総務課)

 (回答)

  高知市では,次期南海地震を想定し,あるいは平成10年9月の集中豪雨 災害の貴重な教訓を基に,土佐湾沿岸及び浦戸湾岸,国分川・舟入川流域に 「固定系防災行政無線」の整備を順次行っております。

  この「固定系防災行政無線」については,サイレンや録音音声等が,スピ ーカーを通じ流されるようになっており,毎週月曜日に,その稼働状態をチ ェックするとともに,毎年実施している9月の合同防災訓練等において,音 声到達確認等の伝達状況についても検証を重ねているところであります。

  また,平成10年9月の集中豪雨災害を受け整備した「地域防災無線」に ついては,避難場所や防災関係機関,あるいは報道機関や災害支援病院等に 設置し,双方向通信の利便性等を活かし,災害情報の伝達・収集に活用して おり,各種の訓練等において,その検証を随時行っております。

  両無線システムの維持・管理費用に関しては,平成13年度の「固定系防 災行政無線」については,2,415千円。「地域防災無線」については, 3,937千円を計上しています。

  また,高知シティFMラジオ放送曹はじめ,各報道関係機関の協力のも と「災害時における放送要請に関する協定書」を締結し,緊急な場合におけ る災害情報等の迅速な伝達体制を整えました。

  一方,災害時には,本部から報道関係機関に対してFAXを中心に,随時 災害情報を伝達し,その連携に努めております。

 

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2002年3月1日