カーシェアリングを普及させよう  

今日のテーマは「カーシェアリングを普及させよう」です。  カーシェアリングは、「複数の利用者で自動車を共同利用するシステム」です。1980年代後半に欧州のスイス、ドイツなどで始まり米国でも広がっています。日本でも地球温暖化防止対策の一環として環境省が市町村の取り組みに対し、財政支援する計画もあるようです。 東京、横浜、京都、大阪などで実験が行われました。高知でも昨年11月2日に土佐女子短期大学で「カーシェアリング概要講座」が開催されています。普及するのでしょうか?

1)マイカーを私有することは大変な負担になります。ローン代、ガソリン代、車検代、 任意傷害保険、駐車場代など大きいものです。週末に乗るだけなら私有するのはナンセンスです。

2)1台の車を複数で利用する。現在もレンタカーはあります。あれは1日時間単位。年間契約にし、もっと貸し出し拠点をたくさんこしらえれば、利点はあります。

3)何より駐車スペースが要らないのが良いです。土地の狭い日本では駐車場が悩みでした。路上駐車もなくなると思いますね。

*車を何人で所有することは一種の公共交通になりますね。それでもどうしても私有したい人もいるでしょう。しかしある調査によればカーシェアリングのシステムさえ確立すれば9割の人たちが車を手放すと言っています。

*自動車会社とレンタカー会社が出資してこしらえるのでしょう。放置自転車の貸し出し制度も最近始まりました。コンビ二程度の距離にカーシェアリング貸し出し場があれば、私は利用します

。 *1時間400円程度で、ガソリン代負担だけなら、全然安いと思います。高知市のような道路容量の狭い地方都市は是非導入すべきです。余分な距離を車に乗らなくなった実験結果もあります。

*大きな投資が必要ではありません。社会の仕組みを少し変えれば良いのですから。地球温暖化防止条約を守ろうとすれば、交通量の減少が絶対に必要なのです。

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2002年3月1日