プラシーボ効果とは何か?

 今日のテーマは「プラシーボ効果とは何か?」です。プラシーボとは実際には効き目のない偽の薬のことです。医薬品の本当の効果を確かめたり、患者の 気休めに使われたりします。「プラシーボ効果」は私たちとはどんな関わりがあるのでしょう? 今日も普段から科学現象に興味をもたれていますまさしさんに、スタジオに来ていただいています。

(1)「いわしの頭も信心から」ということばがあります。「プラシーボ効果」  はそれとよく似ています。 *例えば、ただの砂糖を「痛み止めだよ」といっ  て飲ませると、実際に痛みが軽くなったり、 逆に薬の副作用のように気分が  悪くなることがあるのです。そのようなことが起きる要因としては、 暗示に  よる効果や自然治癒力などが考えられます。

(2)「痛いの痛いの飛んでいけ」というおまじないがあります。子供のときに  このおまじないのお世話になった人 は多いと思います。不思議と痛みが和ら  いだ気もします。

  *森林浴や湯治などの効用をよく耳にします。森の空気や温泉の湯にも何らか  の効き目はあるかもしれませんが、 「効き目がある」という予備知識や、そ  の場所で心身ともにリラックスできることも大きいのではないでしょうか。   経験に導かれた知恵というものは、調べてみると理屈が通っていることがた  びたびあって、興味深いです。

(3)近頃は健康に関心を持つ人が多くなっています。民間療法や健康食品の広 告に「○○が治った。」 「○○がよくなった。」という例が数多く取り上げら れています。これだけ「効き目がある」という情報があると、 それに伴うプラ シーボ効果も無視できないのではないでしょうか。

*効果のどこまでが本来のもので、どこまでがプラシーボ効果かをはっきり区別 する必要があります。 プラシーボ効果であることをわかった上で、それを治療 に活用するべきです。 多くの健康食品や民間療法で、もともとの効果とプラシ ーボ効果をごちゃまぜにして、 実際以上の効果があるように見せかけているこ とは問題だと思います。

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2002年3月1日