高知市長にのぞむ  

 今日のテーマは「高知市長にのぞむ」です。高知市は人口32万人の中核都市です。高知県唯一の都市機能を持った都市と言えます。役割は大きく、経済、文化、政治などすべての分野で高知県の中心であります。市町村合併問題では、鏡村、土佐山村、春野町の周辺町村との合併案が提案されています。人口減と高齢化が進行する高知県では、県人口は減少しますが、高知市周辺の人口は現在より増加すると予想されています。破綻寸前の市財政。環境問題や競輪の存続問題、防災対策など重要課題は多いです。市民の代表である高知市長にのぞむことは、どんなことなのでしょうか?

1)まず第一に、公共事業(市役所)でやるべき事業と、民間の知恵を借りなが らやる事業をはっきりさせるべきでしょう。かるぽーと(高知市民ぷらざ)は 市の直轄事業でやるべきではありませんでした。PFIなど、優良再開発事業など 、民間の協力を得てする事業でありました。

2)防災対策事業、浸水対策、地震対策事業は最優先課題です。「市民の命と財産 を守る」のが、高知市長の役割だからです。故横山龍雄全市長は、この水害対 策に没頭しました。お陰で市内でかつて水没していた神田、石立などの地域は 98豪雨で免れました。

3)施設の有効活用、人材の有効活用につきましては、前例にとらわれず、新市 長が責任をとる形で活用いただきたいです。

* 周辺市町村と合併すれば、高知市の都市機能はより増大し、高知県庁と遜色 ない行政の機能を持つようになります。市長だけでなく、市民の代表である市 会議員もより一層の「自覚」を持っていただきたい。

* 新市長は「市民への説明責任」をする義務があります。エコタウンの必要性。 市町村合併、市内中心部再開発問題、高齢化対策など、市職員の原稿を棒読み するのでなく 、「自分の言葉」で直接市民に語っていただきたい。

* 昨年はこのコーナーでも10月に「高知市政特集」をいたしました。また12 月には 「高知市政とつながるラジオ」を作成し放送しました。市民に直接自分 の言葉で語りかけるのに高知シティFMを活用していただきたいと思います。

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2002年3月1日