高知市長に求められること
         今日のテーマは「高知市長に求められること」です。
         今年10月には高知市長選挙があります。2選めの松尾徹人市長も三選に挑戦されるでしょう。高知西武が撤退し、4月にはかるぽーとも開館します。高知国体も開催されます。シネマコンプレックス問題や、エコサイクルセンター問題、財政再建問題など、高知市政の課題は山積状態です。
         高知市長に求められることは何なのでしょうか?
         
        
          
          1)        
          
          
          強いリーダーシップでしょう。さまざまな立場にある市民すべてを満足
        させることは不可能です。日本国憲法でも「公共の福祉は、個人より優先する」とあります。乱用はいけませんが、民意を十分聞いた公共事業
        は断固実施すべきでしょう。
        
          
          2)        
          
          
          新しい時代を感じ取る感覚も必要でしょう。ITの高度利用も不可欠です。
        それと自分から情報を出すことも今後のリーダーの条件です。
        
          
          3)        
          
          
          シネコン問題で、中心市街地育成を市長は選択された。それは英
        断。高知西武の撤退は痛いが予想は出来た。市民に都市づくりのビジョンと未来像、あるべき姿を提示する義務はあります。
         
        
          
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          市町村合併問題も議論される年度になるでしょう。県内では高知市は唯
        一合併しなくてもいい自治体です。
        
          
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          むしろ他の市町村合併のコーディネーター役になるのでしょう。
        でも廃棄物処理問題や、環境問題、産業振興問題では、周辺市町村との
        連携が従来以上に問われます。
        
          
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          高知市政の今後のキーワードは「環境」と「バリヤフリー」です。
        そのキーワードに沿った政策立案と実行が問われます。
        




