具体的な商業振興策はあるのか?

 今日のテーマは「具体的な商業振興策はあるのか?」です。

現在高知市の商業者はあいつぐ郊外型大型量販店、専門店の進出で経営が圧迫され、転廃業し

減少しています。

 地域の文化や祭りなどは、商店街が守ってきました。商店街は地域にとっては、コミュニティでも

ありました。このコーナーでも「よさこいタウン、どっと、こむ」の紹介をしました。独自の取り組みも見られています。高知市の産業構成上、商業の占める割合は大きいです。

 具体的な商業振興策はあるのでしょうか?

  産業振興部商工労政課千光士義幸商業係長に、取材いたしました。

1)個々の商店の魅力を向上させ、消費者を大切にして、商店街として「集客力」向上への取り組み

  が必要です。中心街商店街におきましては、平成11年3月に策定した「高知市中心市街地活性

  化基本計画」にもとづいて、支援しています。

2)高知T・M・0や関係機関との連携により商店街の支援をしています。

  具体例は  帯屋町1丁目アーケード建設事業 (帯パラ)  開閉式の傘

          柳町商店街整備事業        (カラー舗装。電線地中化。CAB事業)

          エスコーターズ整備事業      (来店者の介助支援。商店街の清掃)

                               高知女子大生が活動しています。

3)万々商店街では、商業者と地元住民とで、ワークショップ方式で、出来ることから

  実行しています。地域住民と子供たちとのコミュニケーションを大切にした「万々キット

  カーニバル」を実施し、高い評価を受けました。

   初月小学校での「総合学習」ともリンクし活動しています。

  それで「万々商店街活性化事業計画書」の策定をしました。

  その他「産業活性化条例」に基き、支援をしています。

* 量販店も「オーバーストア」状況にもかかわらず、出店が続いています。

  今後も厳しい状態が継続するでしょう。

* 配達サービスとか、弁当サービスとか時代に対応した新しい仕組みづくりが必要。

* 情報端末(携帯電話)でのお買い物が可能になれば、商店街の様子も違う。

* 当然商業政策単独でなく、住宅政策部門や、介護福祉分野、などと連携し取り組む

  必要があるでしょう。観光面でも中心市街地が衰退した街は魅力はありません。

   商店街には頑張っていただきたい。

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2002年3月1日