北朝鮮との付き合い方について

 今日のテーマは「北朝鮮との付き合い方について」です。8月に開催された北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との外務省局長協議により、今後両国の「国交正常化交渉」の可能性を探ることになりました。9月17日には小泉首相も訪朝しました。                                     しかし両国には「日本人拉致疑惑」への北朝鮮側の誠意ある説明や、ミサイル発射問題など未解決問題があります。また北朝鮮側は従来一貫して、日本の「過去の償い」と戦後補償を要求していまして、かみ合わない事が過去にありました。  最近北朝鮮側は、現実的な対応をしたようでしたが、どうなのでしょうか?小泉首相と北朝鮮の金正日国家主席のトップ会談が急遽決まりましたが・・・・・?

1)アメリカのブッシュ大統領は「悪の枢軸3国」と北朝鮮を決めつけています  。 隣国韓国は金大中大統領は「太陽政策」で融和政策を推進しています。日  本が北朝鮮と対話を進める場合は、米国や韓国と親密に連絡をとる必要があ  ります。

2)東シナ海沖に沈没した「不審船」。その不審船が北朝鮮船籍 の可能性が大き  いだけに、交渉は難しいことになりそうです。日本政府も領海侵犯に対して  は、断固とした態度をしなければなりません。

3)「日本人拉致疑惑」「ミサイル発射問題」「日本人妻の里帰り問題」「不審船  問題」「よど号乗っ取り犯問題」など政治的な解決しなければいけない懸案  は多いです。

* 一方で飢餓に苦しむ国民の姿があります。一方で力強く足  を高く上げ行  進する軍隊の姿があります。日本人の常識では理解しがたい現実があります  。

* 昨年に引き続きロシアを訪問した金正日北朝鮮国家主席。なにを考えている  のでしょうか?独裁者の考えはわかりません。

* 中国の動向も注視すべきです。中国は対米、対日交渉カードに、北朝鮮を利  用しています。いずれにしてもあわてて正常化する相手ではありません。

* 韓国と同じく徹底した反日教育をしている国です。日本人としては付きあい  づらい国であります。北朝鮮名物の冷麺が気軽に食べられるのは、だいぶ先  のことでしょう。

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2002年3月1日