4月に成立した小泉内閣。かつてない国民の圧倒的人気で支えられています。
      それも自民党関係者ばかりでなく、野党の支持者や無党派層まで含んでいます。
      支持率は「90%」を越える時もありました。
       小泉首相以外に、田中外務大臣、塩爺こと塩川財務大臣、石原行革担当大臣、竹中経済担当大臣など、話題を呼ぶ人物が入閣していることもあります。
       ハンセン病患者に対する小泉首相自らの謝罪と、国の責任を問う発言は、国民大多数の共感を得ました。この人気、どこまで続くくのでしょうか?
      1)さりとて3ヶ月で課題の「経済対策」「構造改革」などできるはずもない。
        好感度だけで勝負しているのだろう。
      2)対照的に野党のふがいなさが目立つ。「存在価値」すら疑う。
      3)小泉内閣の「改革路線」は従来の自民党の支持基盤の解体を含んでいる。
        それが本当に出きるのか?3ヶ月の「お験し期間」では判定はできません。
      4)閣僚や、自民党幹部に「憲法改正論者」や「軍拡論者」が存在している。
        小泉人気に乗じて画策をするのではないか。それが一番気になる。
      * 国民は小泉氏を支持したいが、従来型の自民党は支持したくない。
        しかし自民党と名前を書けば、従来型の人達が多数当選してしまう。
        このジレンマに悩んでしまう。
      
        - 野党がしっかりしないと、日本の民主主義は存亡の危機になるだろう。
        - 6月25日の時点で、小泉内閣メールマガジンの「購読者」数が200万人を越えた
そうです。しかし内容は、差し障りのない体験話が中心で、内容はありません。
         6月30日は内閣の閣僚が出席し、地域住民と直接対話する「タウンミーティング」が高知工科大学にて開催されました。歴代内閣がやらなかったので、評価できます
         与野党とも既成の支持勢力を超える戦略を打てるのかが、勝敗を握るでしょう。
        



