ロックの歴史について
 今週のゲストは、オカムラレコード専務の岡村寛男さんです。岡村さんはロック音楽に大変詳しく、ご自身も演奏されることがあります。
 今日のテーマは「ロック音楽の歴史について」でお話を伺います。ロック音楽の歴史も半世紀を経ることになりました。世界でも日本でもロック音楽は今や主流と言えるでしょう。私は現在51歳です、ロック音楽には全然詳しくないですが、50代,60代の人たちもロック音楽を聴いているようです。

 そうですね実は3週間ほど前に、東京の日本武道館に行っていました。スティングのコンサートを見に行きました。


 前から5列目の席でした。僕はスティングは何回か見に行きました。あの人も50歳代で活躍しています。
 ロックは1950年ぐらいから出来きています。元はカントリーでしょうが黒人のブルースやらの影響もあり、エルビス・プレスリーらが出てきました。そしてビートルズが出てきたりしました。

岡村寛男
 ジミヘンドリックスが出たり、いろんなロックミュージックが出てきまして、今になっています。
 だから先日の武道館も僕の年齢は真ん中ぐらいでした。上は60歳代の方もいましたし、下は明らかに10代ぐらいの学生達がいました。
 そしたらファン層は大変幅が広いのですね。
 僕が1970年ぐらい、そうですね高校生時代に、イギリスの友達から聞いていたのは、ピングフロイドのロックコンサートに山高帽を被った紳士が見に来ると言う事でした。
 「凄いな」と当時思いました。その頃の高知では、演歌の世界ですから、ロック=不良ということでした。そういう時代でした。
 今日本が当時のイギリスのようになっていますね。
1970年前後は全世界で若者達が強烈に自己主張をしていた時代ではありました。
 
 30数年遅れて、その当時の欧米の状況が日本に今来ているのですね。
 遅れてというか、勉強してですね。月日が流れて積み重なってですね。出てきたのですね。
 でも音楽はそうですね。クラッシックは日本へは1900年頃から入ってきました。100年かかっているのです。ですから日本からも世界的なアーチストが出るようになりました。
 ロックの方はまだまだです。サザンオールスターズがどうのと言いましても、世界から見れば、世界的なアーチストではありませんね。
 世界的なアーチストとなりますと、未だに頑張っているのは、 ローリングストーンズですね。
 そうですね。 ローリングストーンズはNO1でしょうね。酸素呼吸器を使用し、ステージの横で酸素吸入しながらコンサートをしていますよ。
 酸素吸入しながらですか。

 しながらですね。3時間ありますからねコンサートは。
 物凄いパワーがありますね。
質問ですが、  ロック音楽は、ハードロック系や、パンク系、など多様化しているようですが、現代の潮流はどうなっているのでしょうか?
 今の潮流はなんでもありですね。ひとつの音楽がどんと大きな潮流にはなってはいません。
 パンクから、ヒップホップから、ダンス系。ロック系。ヘビメタ系。クラッシック、イージー、インストもありますよね。全部いろんな音楽があります。
 通俗的な質問です。
ビートルズの果たした役割はどのようなところにあるのでしょうか?
 解散したのが1970年ですが、35年経過しても未だに影響力があるのでしょうか?
 それはなんと言いましても「世界の若者文化を変革した」ことでしょう。男性が「髪が長い」ということが、当時は駄目でした。
 今なんかそんなことを言う人はだれ1人いませんし。
 話は変わりますが、今マイケル・ジャクソンは延々と裁判をしていますが、彼のスター性には影響がないのでしょうか?発売禁止などにならないのでしょうか?
 マイケルジャクソンが急に出ましたね。そのあたりの事情はよくわかりません。そうでしょうかね。昨日かおとといにマイケルは裁判所へ行く途中で倒れ、入院したそうです。
 一番良い時は1980年代でしたからね。アメリカでは「過去の人」ですね。

 スリラーをやっていた頃がピークだったのでしょうか?
 それがピークでしたね。実は私ねマイケルが「ジャクソン5」時代、12歳頃でしょう。東京銀座伊の日劇のホールへ初来日したとき、実は見ています。18歳の時見ています。
 ちっちゃかったですね。なかなかかわいらしい少年でした。今や白人になってしまいましたし。
 またかつて、ロック音楽はキリスト教関係者から「悪魔の音楽」のように言われていました。今はどうなのでしょうか?
 今もというか、アメリカはでかいですからね。ロック音楽と言いましても音楽全体の一部に過ぎません。
 アメリカの音楽で一番多いのはカントリーです。だからカントリー系のミュージシャン、たとえば一般のアメリカのレコード店へ行きますと、カントリーのCDコーナーがとてつもなく広いです。
 だから現実にはアメリカの主流ではありません。今ヒップホップが凄くても、主流は今でもカントリーなのですね。
 

 グラミー賞などでもカントリーが幅を利かせているのでしょうか?
 そういうことですね。アメリカは今の時代でも、一つの州に生まれて、半分ぐらいの人は外の州へ行ったことがない人たちです。
 それこそカントリーの人たちは一杯いますね。あの人たちはロックがどうのとは殆ど聞いていません。もちろんラジオでは流れますけれども。

 今回は岡村さんのこだわりの曲を流していただきたいのですが。

 今回は、5曲選曲しました。いわゆるアメリカロックや、ちょっとお好きな人はブリティュロックとかですけれども。
 実はイギリスも含めてヨーロッパのユーロロック、プレブレシグロックのなかから選曲しました。
 まずは1曲目はオランダ出身でフォーカスというバンドです。長いですけど。曲名はフォーカス・ボーカスです。7分ぐらいあります。

 HOCUS POCUS/FOCUS

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