コミュニケーション能力向上の方法は?
 
 今週のゲストは高知結婚応援団団長の楠瀬由美さんです。楠瀬さんはくすのせゆみブライダルの代表者も勤められています。
 今日のテーマは「コミュニケーション能力向上の方法は?」でお話をお聞きします。もともとは他人同士の男女が結婚するのですから、相互理解が必要であると思います。簡単なことではないとは思います。
最近の若い人たちについてお訪ねします。世間ではコミュニケーション能力が低 くなったのではないかとも言われています。そのあたりはどう思われますか?

 本当にコミュニケーション能力が低下していると思います。私自身もどうなのかと言われますとどうなのか?と思います。ただ「雑談能力」が優れているだけかもしれませんね。


 人間が好きで。この人はどういうひとなんだろうか?と興味を持てば、質問したりして交流をされたりすると思います。皆さんは他人に興味をもたなくなっているのではないでしょうか?自分は大事でしょうけれども。自己中といいますか。

楠瀬由美さん
 楠瀬さんたちは、結婚応援団と言う若者達のコミュニケーション能力を高めるサポートをされておられます。具体的にはどのような方法手段をされておられるのでしょうか?
 出会いの場を長年提供してきたのですね。自然とコミュニケーション能力が自然に備わってくると期待はしていました。その考え方。価値観。私などは出合が楽しく。いろんな人がいるのだなという興味を持っていました。そう思いますので楽しいので何度もその場に出て行きます。
 「ああいい人おらんかった」「何で、同じ人しかおらんかった。」と言うような、否定的なことを言ってしまえば、出てこなくなり、ひきこもります。ますますコミュニケーション能力が高まりません。そう思われますね。
 新しい情報が入りません。家でいくらゲームをされても、悶々とされているだけですね。まず意識改革のうえからですね。知識的なもの。テキストも用意しています。ここへ来られて「なるほどな」と思われたら、相手の本質を見る目も出来ますし。
 どう考えられるか。出会いの場への対応ができるようになります。そのサポートができる様になります。
 楠瀬さんはインターンシップで大学生を職場に受け入れられています。研修されてみまして感想はいかがでしたでしょうか?今の学生は結構まじめではないのでしょうか?
 はい。過去に4回、4月と8月に学生を受け入れてきました、1回に4人受け入れてきました。カルキュラムを組み、ブライダルの見学や、企画なども組みます。私なども新しく「パートナーシップセミナー」という高知結婚応援団を結成するきっかけはインターンシップでした。
 出会いの場に彼達彼女達に参加してもらい、そういうなかで、コミュニケーション能力が低い人が多いですよね。ということから、そういうところのスキルアップするセミナーをすべきではないかと気付きました。
 出会いの場に彼達彼女達に参加してもらい、そういうなかで、コミュニケーション能力が低い人が多いですよね。ということから、そういうところのスキルアップするセミナーをすべきではないかと気付きました。
 今年2月に来ていただいた高知工科大学と高知大学の男女あわせて4名の学生さんたちが言い始めました。そのなかで長期のインターンシップをしている女子学生が、それに関わっているプランが「だめ男再生」でした。そのプレゼンの資料をいただきまして、検討しまして、昨年の7月10日から「結婚応援団」をやろうということになりました。
 学生さんたちが企画したことを実行して行こうと思いました。学生には2週間のインターンシップですが、次の学生さんたちも来られますので、頑張ってみようと思いました。
インターンシップの学生達に教わることも多くあったそうです。
コミュニケーション能力の話は大事ですね。
同世代や、同業の人たちとの意思表明は上手く出来ましても、異なる世代との交流や異業種との交流などは大人たちも上手くはありません。なにか教訓のようなものもありますか?
 そうですね。私自身は怖いもの知らずで、人類皆友だちという考えです。先輩達からはいろいろなことを学びました。若い人たちからはパワーをいただきました。
 自分はそう思っています。年齢が違う方との交流が下手になりつつあります。それはなんとかしないと思っています。
 ドレスアップしたインターンシップの大学生。こうした体験がコミュニケーション能力を高める効果はあるようです。事実超難関とされる情報通信会社に内定した女子学生もいました。
楠瀬由美さんのホームページ     http://www.inforyoma.or.jp/takasago/kusunose/welcome.htm