移動写真展について その1
 
 今週のゲストは、写真家の川村公志さんです。川村さんは昨年移動式個展である「移動写真展」を全国で開催されていました。
 今日のテーマは「移動写真展について その1」お話をお聞きします。高知県土佐町を車で出発され、ワゴン車で寝泊りもされ、個展を開かれました。
そもそも「移動写真展」を開こうと思われたきっかけは何でしたでしょうか?
  車の移動でしたが、走行距離は1日何キロぐらい走られましたか?

 元々、旅行好きで、今回はせっかくだったらまわるだけではなく、全国の人との交流、全国での写真撮影、そして、全国での移動個展しながらやっていこうと思いました。今回の移動式個展ー日本1周の旅ということでやりました。


 走行距離は日に日によって、違うのでいちがいには言えませんが旅全体で4万キロ走りました。

川村公志さん
 4万キロですか。日数はどれくらいかかりましたか?
 1年2ヶ月 かかりました。
 「移動写真展」は何に一番苦労されましたか?暑さでしょうか?寒さでしょうか?車の移動でしょうか?体調の維持管理でしょうか?車の運転でしょうか?
 やはり、ただ車を置いて移動個展をしても意味が無いので、やっぱり人通りの多い場所での移動個展の場所確保が一番の苦労でした。旅でいえば、単純に暑さ、寒さにもまいりましたし体調も風邪を一週間ひいたり、車の故障もありと、苦労はむしろ日常ですね。
 移動写真展で47都道府県すべて廻られたのですが、どういう日程で廻られたのですか?
 だいたいこの県の次はここへ行こうかとか。1つの県で1週間の日程で廻ります。平日の月曜にその県に着きますね。金曜日までに週末に開催する移動式個展の場所を確保します。場所が決まりますと、その間は金曜日まで県内をぐるぐる廻りまして、いろんな人たちと交流をはかったりとか、写真を撮影したりしていました。
 その週末の土日に写真展をしまして、次の週は次の県へ行きます。
川村公志さんの愛車。日本1周中は生活の全てでした。
移動写真展の様子。高知市はりまや橋商店街にて
被写体の人たちを見つけ説得することはいかがでしたでしょうか?
また皆さんは川村さんの写真集を見ますとみな笑顔で写っています。それは川村さんがお話で盛り上げるからでしょうか?
 会った人には取りあえずは僕から「写真撮影をお願いします」と話はしています。笑顔をしてくださいとか、説得するとかいうことはしませんでした。
、ただ会った人には声をかけ、なんでもないような話をしながら写真を撮ってもいいと言う人だけ撮影はしてました。
会話のなかで笑顔が見られることはありました。撮影の時は、結構盛り上げてる人もいますね。
 「移動式写真展 日本の旅」という川村さんの写真集は夏の風景が多いようです。それは川村さんが夏の風景画好きだからでしょうか?
 夏の風景だけではないですよ、旅中の写真なんで、四季を通してですよ。
もしかしたら、写真的には僕の雰囲気が写って夏っぽく見えたのかもしれませんね。
長崎の海岸で
群馬の農作業の一服のおばあさんたち
雪景色が写真にはありませんが、何か理由があるのでしょうか?
 もしかしたら、元気に明るい写真が好きなので、そう見えたのかもしれませんね。
人がなにげなく和めるような写真が好きなので、自然にそう多くなってしまったと思います。
 移動写真展を開催することで、川村さんが得られことは大きいと思います。いくつかあると思いますがおかまいない範囲でお話ください。
 単純に人の温かさ、電波や流れる情報の中、人と人との対話、電波上での触れ合いではなく、直接的な触れ合い、そういった出会いから
僕は人々から本当に大切なみ笑顔をもらいました。一生の財産です。それはこれから生かされると思います。
 やっぱり、何事もまず行動。失敗したとしても、まず行動。小さな一歩が大きな一歩へと繋がるのではないでしょうか。
本当にいい経験でした。
外国の人(イスラエル)も来られました。徳島。
広島での移動写真展
 ひとつの県にだいたい1週間単位で廻られてたということをお聞きしました。北海道と沖縄ではどうだったのでしょうか?かなり時間はかけられたのでしょうか?
 地域としては両方ともかなり広いとは思いますが・・。
 北海道に関しましては1ヶ月まるまるいました。回りきれない部分もありました。沖縄も1ヶ月いましたね。それ以外にも場所によっては2週間いたとこともありました。
 北海道は前から興味もありましたし。実際大きいということもあり1ヶ月かけましてゆっくり道内を廻りました。

 北海道は広いので、そこだけ廻るだけでも大変でしょう。

 そうですね一つの市から市までの距離が大変距離がありますね。高知にいる感覚ではないですね。
北海道の自然の様子と移動写真展に来られた人たち。
*ホームページに掲載しています「移動写真展関係」の写真は川村公志さんの許可を得て使用しています。
川村公志さんのホームページアドレス
http://www.kawamuratakashi.com/
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